こんにちは!管理栄養士の盛岡です。
今回は鶏肉の部位ごとのエネルギー(カロリー)、タンパク質、脂質について解説します。
タンパク質の多い部位はどこか、カロリーや脂質の少ない部位はどこかが分かります。
ダイエットや筋力アップなどにぜひお役立てください!
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鶏肉の栄養価(部位別)
下記の画像の成分量はいずれも100gあたりの量で、(タンパク質量)/(脂質量)の順番で書いています。
部位 | カロリー | たんぱく質 | 脂質 |
むね(皮つき) | 133kcal | 21.3g | 5.9g |
むね(皮なし) | 105kcal | 23.3g | 1.9g |
もも(皮つき) | 190kcal | 16.6g | 14.2g |
もも(皮なし) | 113kcal | 19.0g | 5.0g |
手羽 | 189kcal | 17.8g | 14.3g |
ささみ | 98kcal | 23.9g | 0.8g |
ひき肉 | 171kcal | 17.5g | 12.0g |
肝臓 | 100kcal | 18.9g | 3.1g |
鶏肉は全般的に高タンパク&低脂肪ですが、皮をとることでより脂肪分が少なくなることが分かるかと思います。
皮をとってカロリーを抑えたい場合、唐揚げやソテーなどの料理ははじめに皮をとるとパサパサしがちなので、焼いてから皮をとるのがおすすめです。
体を引き締めながら筋肉をつけたいときには、鶏肉はとてもいい食材ですね。部位別ではささみが一番低カロリーです。
ただ豚肉は疲労回復になるビタミンB1が多かったり、牛肉は鉄分が亜鉛が多かったりと、それぞれでいいところがあります。
鶏肉ばかり食べた方がスポーツ選手にとって良いというわけではありませんのでご注意ください。
まとめ
- 鶏肉は牛肉・豚肉に比べて高タンパク質で低脂肪
- 皮をとることで、よりカロリーを抑えられる
- 部位別ではささみが一番低カロリー
参考文献
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」※若どり肉を参照