ジュニアプロテイン

大人用の普通のプロテインを子供(小中学生)が飲んでも大丈夫?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロテインの中には子供用として販売されている「ジュニアプロテイン」があります。

子供用のものがあると聞くと「普通のプロテインじゃダメなの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は成長期の栄養摂取の特徴を踏まえ、大人用プロテインを飲んでもよいのかについて解説します。

プロテインを選ぶ上での参考になれば幸いです。

大人用のプロテインを子供が飲んでも問題はない

プロテインを飲む子供

プロテインは医薬品ではなくタンパク質という基本的な栄養素を補うための「食品」です。

子供が飲むには「必ずジュニアプロテインでなければならない」というわけではなく、大人用のプロテインを子供が飲んでも大丈夫です。

タンパク質だけをとりたいのであれば、大人用のプロテインの方が効率よく摂取できるでしょう。

しかし大人用のプロテインは筋トレをする方の筋肥大や、アスリートの体力アップなどを目的に作られています。

タンパク質の含有量は高いですが、子供用に調節されているわけではありません。子供が大人用のプロテインを活用する場合には栄養の偏りが出ないように調節する必要があります。

ここからは子供にはジュニアプロテインがおすすめな理由を以下に解説いたします。

小中学生にはジュニアプロテインがおすすめな理由

子供用プロテインの特徴

子供の体づくりが大人と異なる大きなポイントは「体が成長する時期」であるという点です。

子供用のプロテインは、筋肉をつける目的で作られている大人用のプロテインとは異なり、「子供の発育を目的とした栄養補助食品」として作られています。

そのため主にカルシウムや鉄分、ビタミンなど成長期に多く必要となる栄養素が豊富に配合されており、タンパク質は大人用のプロテインと比較すると少なめに調整されています。

特にカルシウムや、その吸収を助けるビタミンDを多く配合していることは、大人用のプロテインにはみられない特徴といえます。

成長期に必要な栄養素

牛乳

成長期の子供は、基礎代謝と運動で消費する分の栄養に加え、成長する分の栄養も必要になります。

特にタンパク質やカルシウムは成長期の栄養素として最も重要となります。

タンパク質においては、スポーツを積極的にしている子の場合は普通の1.5~2倍のタンパク質が必要となります。

また、カルシウムにおいては骨量が増える成長期には大人と同じかそれ以上に多く必要となります。12~14歳の男子では1,000mgのカルシウム摂取が推奨されており、この量を賄おうとすると、なんと牛乳約5杯分の量に相当します。

ジュニアプロテインには成長期に不足しがちなこれらの栄養素をはじめ、ビタミンや鉄分などの成長期に多く必要となる栄養素がバランス良く配合されています。

タンパク質だけをとりすぎるとカルシウムが排出

タンパク質は体の成長には欠かせない栄養素ですが、タンパク質だけをとりすぎるのは要注意です。

タンパク質をだけを過剰に摂取すると血液が酸性に傾いた状態を招き、それを中和するために骨のカルシウムが利用され、尿とともにカルシウムが体外へ排出されてしまいます。

骨量が増える成長期の子供は、大人と同じかそれ以上に多くのカルシウムを必要とします。よかれと思って飲み続けた大人用プロテインの摂取が、タンパク質の摂取過剰のいち要因になったのでは本末転倒です。

この点を踏まえても、タンパク質が多く含まれている大人用のプロテインよりも、子供にはジュニアプロテインの摂取のほうが向いています。

子供は本格的な筋トレをしない

サッカーの練習

小学生~中学生であれば、筋肥大を目的とした本格的なウエイトトレーニングを行っていることは少なく、したがって必要以上のタンパク質の摂取は必要ありません。

思春期の急激な身長の伸びは第二次性徴期の特徴で「成長スパート」とも呼ばれ、個人差はありますが男子では13歳頃、女子では11歳頃がピークとなります。

成長スパートを経て子供から大人へと体が大きく成長し、そして筋肉がつきやすい体へと変化していきます。

ですので筋肥大を目的としたトレーニング等は、第二次性徴期以降である高校生くらいから始めたほうが、筋肉がつきやすく効果的です。

これらの観点からも、大人用プロテインは高校生になってから摂取し、それまではジュニアプロテインと日々の食事でタンパク質量は十分賄えるといえます。

大人が子供用プロテインを飲んでもよい

子供が大人用プロテインを飲んでも問題はないように、大人がジュニアプロテインを飲んでも大丈夫です。大人の毎日の健康維持に役立てることができます。

実際に当社のプロテインも、家族みんなでご利用頂いているケースがたくさんあります。

成長期を過ぎた大人でも、スポーツをしている場合はタンパク質やカルシウムは特に大切になりますし、食事の偏りが気になる方や体調が崩れがちな方は、不足しやすい栄養の補助になりますね。

詳しくは「ジュニアプロテインを大人が飲むのはいいの?」で解説していますので、こちらをご参照下さい。

目的に応じて上手く活用しましょう

どのプロテインが最適なのかは年代や体格、食生活などによって変わります。

バランスのよい食事ができていて十分に栄養がとれているのであれば、そもそも飲む必要がない場合もあります。

また子供に飲ませるものなので、栄養素だけでなく人工甘味料などの添加物が含まれていないかも選ぶ上で大事なポイントです。

目的に応じて上手くプロテインを活用しましょう。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!