プロテイン1袋飲み切るのに時間がかかるので、保存方法については気になる方も多いのではないでしょうか。
プロテインは時間が経てば経つほど一般生菌数が増えて、衛生面でのリスクが高まります。また衛生面はまだ問題なかったとしても、劣化が進むと風味や栄養価も少しずつ落ちてきます。
特に夏場は高温で劣化が進みやすいため、「冷蔵庫で保管してもよいか?」というお問合せをよくいただきます。
そこで今回は夏でも常温保存でいいのかや、冷蔵庫で保存する場合の注意点について解説します。
夏でも常温保存で大丈夫だが
結論としてプロテインは、冷暗所で封をしっかり閉めてあれば夏でも常温保存で大丈夫です。
基本的にどのメーカーも、賞味期限を決める際に高温多湿の環境での品質を確認しています。
例えば「アストリション ジュニアプロテイン」では、高温多湿な環境(気温40℃、湿度75%)でも4ヶ月間は品質が維持されていることを確認しています。
もちろん直射日光は避けるべきで、できるだけ涼しいところで保管した方がよいですが、真夏だからといって常温だと直ちに腐敗してしまうわけではありません。
ただ涼しい季節と比べるとやはり夏場は劣化が進みやすいため、冷蔵庫に入れる方がより長持ちします。
ちなみにアストリション公式インスタグラムでアンケートをとりましたところ、111人中27名(24%)が「冷蔵庫で保管している」との回答結果になりました。
冷蔵庫での保管方法
冷蔵庫で保管する場合には、以下の2点に注意しましょう。
(1)しっかり封をしめる
袋が空いていると冷蔵庫の湿気を吸ったり、他の食べ物の香りが混ざってしまいます。
プロテインは湿気を吸うと粉末が固まります。以前「異物が混入している」と問合せを受けたことがありましたが、よくよく話を聞いてみると冷蔵庫で保管していて、粉末が固まっただけだったことがあります。
(2)取り出すときは短時間に
冷蔵庫から取り出して長時間放置すると、結露が発生しやすくなり、これもまた粉末が固まる原因になります。必要分だけ取り出したら、速やかに冷蔵庫内に戻しましょう。
乾燥剤もおすすめ
湿度の高い環境では劣化が進みやすいですが、密閉容器に入れ替えたとしても完全に吸湿を防げるわけではありません。
プロテインを長期保存するには、食品用の乾燥剤を入れるのがおすすめです。冷蔵庫に入れる場合でも結露を防ぐことができます。
食品用の乾燥剤は100円ショップやネットで購入できますので、よければお試しください。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。