管理栄養士のたちばな かやのです。
いよいよ夏も本番。暑いと体力の消耗も激しくなります。試合に向けてトレーニングや練習をする中で気づかないうちに夏バテに陥り、パフォーマンスが低下する子どもも少なくありません。
夏バテ対策にはどのような食材を使って献立を考えればよいのでしょうか。今回は夏バテ対策を意識した夕食メニューをご紹介します!
メニュー
【献立】
・ごはん(200g)
・豚肉とオクラのカレー炒め
・トマトと卵のスープ
・赤パプリカとしらすの甘酢和え
・キウイヨーグルト
【栄養価】
エネルギー:910kcal
タンパク質:37.5g
脂質:20.1g
炭水化物:133.6g
カルシウム:561mg
献立のポイント
●夏バテはエネルギー不足や疲労感を引き起こしやすいです。糖質の代謝を促進するビタミンB1や強い抗酸化作用があるビタミンCには疲労回復効果が期待できます。
ビタミンB1が豊富な豚肉、ビタミンCが豊富な赤パプリカ、キウイなどの食材を使うと夏バテの予防になります。
●夏はそうめんなどの冷たくて喉越しの良い麺類を食べたくなりますが、そうすると糖質の摂取量が増えてタンパク質不足に陥りがちです。
肉や魚、大豆食品などのタンパク質もしっかりと補給するように心掛けましょう。メイン以外にスープや和え物にもタンパク質が多い食材を使うと、摂取量を増やすことができます。
●暑さによって夏は食欲が低下しがちです。香辛料やハーブ、香味野菜などの香りが強い食材やお酢など酸味を利かせた料理は食欲がアップします。カレー粉は炒め物やスープにも使いやすいので便利なアイテムです。
今回は、夏バテ予防のための夕食メニューをご紹介しました。ポイントを抑えて毎日の食事の参考にしてみてください。
ご覧いただきありがとうございました。