こんにちは!最近では毎日のように「熱中症に注意しましょう!」や「こまめな水分補給をしましょう!」という声が聞こえてきますね。
暑さが続くと、大人も子どもも体調を崩しやすくなります。特に暑くてもトレーニングがあるアスリートは、体調を崩しやすく、この時期は「残暑バテ」にも注意が必要です。
そこで今回は、残暑バテを予防し、元気に過ごすための食事についてお伝えします!
残暑バテって何?
残暑バテとは、8月下旬から10月にかけて、暑さが原因でおこる体調不良です。暑さや湿気で体が疲れてしまい、食欲がなくなったり、元気が出なくなったりします。
夏の暑さが少し和らいでくると、耐えていたそれまでの疲れがドッと出てしまうことがあります。
しかしこの時期はまだ昼間は30℃を超えることが多く、また昼夜の寒暖差が大きいため、自律神経が乱れてしまうことが体調を崩す原因の一つといわれています。
「だるくて食欲が出ない…だけど食べないと体力も回復しないし…」という悩みを抱える方も多いですね。そんなお悩みに役立つ献立をご紹介します!
残暑バテ対策メニュー
【献立】
・冷や中華(中華麺150g、鶏胸肉、豆苗、トマト、錦糸卵、ハム、コーン)
・切り干し大根の梅和え(切り干し大根、、ツナ(水煮)、梅干し、鰹節、大葉)
・ブルーベリーヨーグルト(ヨーグルト、冷凍ブルーベリー、はちみつ)
【栄養価】
エネルギー:830kcal
タンパク質:49g
炭水化物:123g
ビタミンB1:0.43mg
ビタミンC:56mg
暑さで食欲の出ない日には麺類が活躍します。今回は冷やし中華を取り入れた献立をご紹介します。冷たくてツルツルと喉越しがよく、食も進みやすくなります。
ただし、おそうめんや素うどんといった麺類はたんぱく質やビタミン・ミネラルといった体を作る材料が不足しがちです。
冷やし中華の場合には、鶏肉や卵などでたんぱく質、トマトやコーンなどでビタミン、海藻類でミネラルを一緒にとることを意識しましょう。
これなら食欲が落ちても「あれも、これもたくさん食べないと…」という気持ちにならず、夏バテ・残暑バテには特におすすめです。
夏~秋の食事で意識していること
こちらは、実業団のマラソンや陸上の長距離選手のある日の様子です。
この日は30キロ近くも走るハードな練習日でした。練習終わりの選手たちは体も内臓もヘロヘロです。そんな時には、酸味のある冷やし中華で食欲をアップさせています。
また、気分をリラックスさせるために、見た目が鮮やかなフルーツのデザートを用意し、選手を労います。人数分切るのは大変ですが、選手の頑張りを思えば心を込めて準備ができます。
さらに、一度に無理に食べようとせず、小さめのおにぎりやバナナなどを補食として用意することで、暑さに負けない体づくりをサポートしています。
いよいよ大会シーズン!
コンディションを上げていくには、しっかりとした食事と適度な水分補給が欠かせません。スポーツを頑張る子どもたちが元気に大会を迎えられるよう、家庭でできることから始めてみてくださいね。
ご覧いただきありがとうございました!