秋の試合シーズンに突入しましたね。お子さまも日常生活モードに戻りつつあり、保護者の皆さまも週末の試合準備などで忙しい日々をお過ごしかと思います。
特に早朝出発など、不規則なスケジュールが続くこともありますよね。そんなときには、コンビニを活用した「試合の日の補給セット」をおすすめします!
「せっかくの試合の日にコンビニで大丈夫かな…」と不安に思うかもしれませんが、商品の選び方や組み合わせ次第で、立派な試合前補給セットが完成しますよ。
今回はコンビニで選ぶ試合当日の朝ごはんメニュー例や、お昼の補食の選び方について解説します。
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試合当日のコンビニ朝ごはん例
試合当日の朝ごはんメニュー例
【メニュー例】
・うどん
・おにぎり
・キウイ
・スポーツドリンク
まず朝ごはんの選び方について、試合の日のお食事ではおにぎり・サンドイッチ・麺類などの炭水化物を中心に、消化に負担のかからず、かつしっかりエネルギー補給になるものを選ぶことが大切です。
暑い日が続くときには、冷たい麺類も活用できます。ただし、天ぷらうどんなど揚げ物のトッピングは避けて、シンプルな素うどんがおすすめです。
レジ横に並ぶ揚げ物などは、胃腸の負担になりますので試合の日にはお休みしましょう!
試合の合間の補食
「一日に何試合かあって、ちょこちょこ補給が必要!」という選手には、軽めのパンやおにぎり、カステラなどの補食を持たせてあげましょう。ただし、ここでも脂質の落とし穴に注意が必要です。
同じ大きさのパンでも、脂質の量には大きな差があります。脂質が多いと消化に時間がかかり、パフォーマンスに影響を与えることもあります。
ドーナツやデニッシュよりも、あんぱんやジャムパン、カステラなどが適しています。
バウムクーヘンよりも、カステラがおすすめ
カレーパンよりも、あんぱんがおすすめ
その他にも、カットフルーツや個包装の和菓子など、スポーツにぴったりな補食がコンビニにもたくさんあります。
次の試合まで30分~1時間程度しかない場合には、素早く消化されてエネルギーになるようかんや饅頭、エネルギーゼリーがよいでしょう。
私自身、職業柄、コンビニに立ち寄るときには「この新商品は補食に使えそう!」「手が汚れずに食べられて良さそう!」と商品をチェックしてしまいます。それくらい、コンビニにもスポーツ選手にぴったりの商品が隠れているんです。
便利なコンビニですが、家から持参してほしいアイテムもあります。それは保冷バック、お手拭き、予備のお箸の三つです。
外での試合では、買ったものをそのまま外に置きっぱなしにすることはないと思いますが、試合時間の変更などに備えて、保存できる準備をしましょう。また、お手拭きやお箸はコンビニでももらえますが、予備を持っていくと安心です。
まとめ
最後に、試合前の補給セットをおさらいしましょう!
プロの選手でも遠征や早朝の活動時にはコンビニを活用しています。重要なのは「選び方」。実際、選手から「今おにぎりを買おうとしているんですけど、どれがいいですか?」と相談を受けることもあります。
おにぎりの具材ひとつでパフォーマンスが変わるかもしれない、その意識が大切です。
親子のコミュニケーションでも、普段のコンビニで「試合の日なら何を選ぶ?」といった会話があると、中学生や高校生になったときに自然と試合に適した補給ができるようになります。今回の内容が、そんな選手の参考になれば嬉しいです。
秋の試合シーズン、コンビニを上手に活用して、日頃のトレーニングの成果を存分に発揮できるようにしましょう!