子供に人気のある飲み物といえばココア。
甘くて飲みやすい一方で、カフェインが含まれていることに不安を感じたり、毎日飲ませていいのか心配になったりする保護者も多いのではないでしょうか。
この記事では、ココアに含まれるカフェインの量や子供への影響、そして毎日飲むときの注意点について解説します。
目次
カフェインが子供に与える影響

一般的にカフェインには眠気覚ましや集中力アップの効果がありますが、子供はカフェインに対する感受性が強いため、大人よりも注意が必要です。
カフェインを摂りすぎると以下のような影響が考えられます。
眠りにくくなる・神経が過敏になる可能性
カフェインには覚醒作用があり、頭が冴えたり集中しやすくなる反面、夜になっても寝つきにくくなる恐れがあります。
子供の場合は睡眠時間が不足すると成長ホルモンの分泌が乱れ、心身の発達にも影響する可能性があります。
また、神経が過敏になってイライラしやすくなるなど、精神面への恐れもあります。
鉄分吸収を妨げる
成長期の子供にとって鉄分は重要な栄養素です。鉄分は血液中のヘモグロビンの主成分であり、酸素を全身に運ぶ役割があります。
カフェインを摂りすぎると、鉄分の吸収が妨げられるため、疲れやすさ、ふらつき、集中力の低下などにつながる恐れがあります。
カルシウムの排泄を促す
カフェインは腎臓に作用してカルシウムを尿と一緒に排出するのを促します。
カルシウムは骨を固める栄養素であり、摂取量が不足した状態が続くと成長や将来的な骨密度の低下につながる可能性があります。
成長期に骨を強くするためにも、カフェインの摂りすぎには注意が必要です。
利尿作用
カフェインには利尿作用があるため、飲みすぎると尿の回数が増えやすくなります。
子供の場合、大人よりも体内の水分量が多いため、利尿作用により気づかないうちに脱水を引き起こす恐れがあります。
ココアに含まれるカフェイン量はどのくらい?

ココアにはカフェインが含まれていますが、実際にはごく少量です。製品ごとのカフェイン量の違いと、他の飲み物と比較した際のカフェイン量について解説します。
純ココアとミルクココアに含まれるカフェイン量の違い
ココアには大きく分けて 純ココア(ピュアココア) と ミルクココア があります。
- 純ココア(ピュアココア)
カカオ豆を粉末にしたもので、砂糖やミルクは入っていません。カフェイン量は 小さじ2杯(5g)あたり約10mg とされています。 - ミルクココア
純ココアに砂糖やミルクパウダーなどを加えた飲みやすいタイプです。製品によって異なりますが、ココアの使用量自体は大きくは変わらないので、1回あたりのカフェイン量は同じく10mg程度と考えるとよいでしょう。
他の飲み物と比べてみると?
カフェイン量を100mlあたりで比較すると、以下のようになります。
| 食品名 | 100mlあたりのカフェイン量 |
| エナジードリンク | 32~300㎎ |
| コーヒー | 60㎎ |
| 紅茶 | 30㎎ |
| せん茶(緑茶) | 20㎎ |
| ほうじ茶 | 20㎎ |
| ウーロン茶 | 20㎎ |
| 玄米茶 | 10㎎ |
| コーラ | 10㎎ |
ココアはカップ1杯分(小さじ2杯)で作った場合でもカフェインは10mg前後 にとどまります。
つまり、緑茶の半分以下の量であり、普段の食生活の中で摂取する量としてはココアはカフェインが少なめな飲み物といえるでしょう。
カフェインはゼロではないことに注意
ココアのカフェイン量はごくわずかですが、決してゼロではありません。そのため、少量でもカフェインの影響を感じる場合もあるでしょう。
また、就寝前に飲むと眠りを妨げる可能性があるため、飲むタイミングにも注意が必要といえます。
子供はココアを毎日飲んでも大丈夫?

カフェインがごくわずかに含まれているココアですが、健康面のメリットもあります。ココアを毎日飲む際のポイントと注意点をご紹介します。
①1日1~2杯程度なら毎日飲んでもOK
日本では子供のカフェイン摂取量に明確な基準は設けられていませんが、カナダ保健省の基準では 4〜6歳の子供は1日最大45mgまでとされています。
ココア1杯に含まれるカフェインはおよそ8mg程度なので、1日1〜2杯であればこの基準を大きく下回り、毎日飲んでも問題ないと考えられます。
②ココアのメリット
ココアにはリラックス効果や抗酸化作用があり、鉄・亜鉛・マグネシウム・食物繊維なども摂取できます。
カカオポリフェノールなど、普段の食事では得られにくい栄養成分があるほか、成長期に不足しやすいミネラル補給もできるので、少食・偏食気味のお子さんにとっても、ココアは嬉しいサポート飲料といえるでしょう。
③ココアを毎日飲む際の注意点
ココアを飲む際に注意したいのは、砂糖の量と飲むタイミング です。
市販のミルクココアには砂糖がたっぷり含まれていることが多く、飲みすぎると肥満や虫歯のリスクにつながります。
また、微量ながらカフェインが含まれるため、眠りの妨げにならないよう、朝やおやつの時間に飲むのがベストです。
スクスクダイズ きなこココア味で測定してみた結果
当サイトでは子供の鉄分・カルシウム補給に役立つ「スクスクダイズ(きなこココア味)」を販売しています。
こちらの商品でカフェイン量を測定してみましたところ、カフェイン量は37mg/100gとなり、1食(5g)あたり約1~2mgという結果となりました。
カフェイン量としてはごくわずかな量といえます。

人工甘味料・香料・白砂糖など6つの無添加で、小さいお子さまにも安心してお使いいただけますので、ぜひご検討ください。
まとめ
ココアに含まれるカフェイン量はわずかであり、1日1〜2杯程度であればカナダ保健省の指標を大きく下回りますので、毎日飲んでも問題ないといえるでしょう。
ココアにはリラックス効果や抗酸化作用、ミネラル補給などのメリットも多く、工夫して取り入れれば成長期のサポートになります。
砂糖の摂りすぎや飲む時間帯には注意が必要なので、甘さやタイミングを調整しながら、ココアを楽しみましょう。
参考文献
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」





