子供の栄養学

幼児向け市販おやつ10選!おいしく栄養補給できるおやつを紹介

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幼児におすすめの市販おやつ10選

子供のおやつは楽しみのひとつでもありますが、本来は食事で足りない栄養を補う意味があります。

必要な栄養が不足しないためにも、毎日のおやつを工夫してみましょう。

中でも、市販のおやつで栄養補給できるものがあると助かるのではないでしょうか。

今回は、おいしく楽しみながらも栄養補給ができる、幼児におすすめの市販おやつを10つ紹介します。

幼児におすすめ!栄養補給にもぴったりな市販のおやつ10選

成長期の子供に必要な栄養素が摂れる、市販のおやつを10つご紹介していきます。

Q・B・B ベビーチーズ

幼児向け市販おやつベビーチーズ

画像出典:Q・B・B

チーズは手軽に食べられ、カルシウムとタンパク質も補給できる優れものです。

定番のQ・B・B ベビーチーズは、鉄分やカルシウムが強化されたものがあります。

子供が食べきりやすいサイズであるため、食が細い場合でも、効率的に栄養補給できます。

1個13.5gあたり
カロリー 45kcal
タンパク質 2.6g
鉄分 1.7mg
カルシウム 77mg
その他 葉酸

DANONE プチダノン

幼児向け市販おやつプチダノン

画像出典:DANONE

ヨーグルトの中でも、少量でカルシウムを摂れるのがDANONE プチダノンです。

1カップ(45g)あたりのカルシウム含有量は106mgで、牛乳コップ1/2杯分とほぼ同じ量になります。

またカルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれています。

やさしい甘さであるため、特に年齢の低い子供に食べさせやすいでしょう。

1カップ45gあたり
カロリー 45kcal
タンパク質 2.3g
鉄分 0.2mg
カルシウム 106mg
その他 ビタミンD

森永乳業 森永の焼プリン

幼児向け市販おやつ焼きプリン

画像出典:森永乳業

森永乳業 森永の焼プリンは、牛乳と卵を使ったプリンであるため、タンパク質やカルシウム補給に役立ちます。

プリンをおやつに選ぶ際は、このように卵が使われたタイプを選びましょう。

やわらかいタイプのプリンは卵の使用量が少ない場合が多く、栄養補給というよりは「お楽しみおやつ」の分類になります。

卵が多く使われているタイプかどうかは、原材料名を見るとわかりやすいです。

原材料は使われた量が多い順に並ぶため、はじめのほうに「卵」と書かれたものを選べばOKです。

また子供の食べられる量にあわせて、プリンのサイズや量を調整するとよいでしょう。

1個140gあたり
カロリー 185kcal
タンパク質 6.6g
鉄分 記載なし
カルシウム 記載なし

ニチレイフーズ スイートポテト

幼児向け市販おやつスイートポテト

画像出典:ニチレイフーズ

ニチレイフーズ スイートポテトはお弁当に入れられる冷凍食品なのですが、幼児向けおやつとしてもおすすめです。

さつまいもの食物繊維やビタミンCなどが摂れることと、1個が小さいため量を調整しやすいことが魅力です。

牛乳との相性もよいため、一緒にとるとさらに栄養補給になるでしょう。

1個13gあたり
カロリー 36kcal
タンパク質 0.3g
鉄分 記載なし
カルシウム 記載なし

DAISO むき甘栗

幼児向け市販おやつむき甘栗

画像出典:DAISO公式通販ダイソーネットストア

むき甘栗は、自然な甘みで栗の食物繊維やビタミンC補給に役立つおやつです。

コンビニやスーパーでも手に入りますが、100円ショップでも手軽に入手できます。

そのまま食べるだけでなく、意外にもヨーグルトともよく合います。

カルシウムをプラスしたいときは試してみてくださいね。

1袋120gあたり
カロリー 223kcal
タンパク質 4.3g
鉄分 記載なし
カルシウム 記載なし

ヤマキ 食べる小魚

幼児向け市販おやつ食べる小魚

画像出典:ヤマキ

小魚は、牛乳に次ぐカルシウム補給にぴったりな食べ物です。

食べられる煮干しであるヤマキ 食べる小魚は、食塩を使用していないため子供のおやつにおすすめです。

また噛む練習にもなるため、よく噛む習慣づくりにも役立ちます。

煮干しには5gあたり110mgのカルシウムが含まれ、少量でも牛乳コップ1/2杯分と同量を補給できます。

そのまま食べるだけでなく、しょうゆ、みりん、砂糖で甘辛く味つけして食べるのもよいでしょう。

5gあたり
カロリー 16kcal
タンパク質 3.4~3.8g
鉄分 記載なし
カルシウム 101~157mg

あじげん 1歳半からのサバチ

 

幼児向け市販おやつサバチ

画像出典:あじげん

あじげん サバチは、サバに含まれるDHA、EPA、カルシウムなどの成長期に摂りたい栄養素を、おやつとして気軽に摂ることができます。

中でも「1歳半からのサバチ」は、食べきりやすい個包装タイプであり、幼児にぴったりな量です。

「魚が苦手」という子供も、おやつなら取り入れやすいのではないでしょうか。

1袋7gあたり
カロリー 37kcal
タンパク質 0.9g
鉄分 記載なし
カルシウム 18mg
その他 DHA
EPA

ハマダコンフェクト 鉄プラスコラーゲンウエハース

幼児向け市販おやつウエハース

画像出典:ハマダコンフェクト株式会社

ハマダコンフェクト 鉄プラスコラーゲンウエハースは、軽い食感で手軽な栄養補給に役立ちます。

こちらは鉄分が強化されているもので、2枚で鉄分5.0mg、カルシウム300mgが含まれています。

1~5歳の子供に推奨される鉄分は、1日あたり4.5~5.5mgであるため、ほぼ充足する量といえます。

またカルシウムは1日あたり400~600mgの摂取が推奨されるため、半分以上を補給できる計算です。

食が細い子供や牛乳が苦手な子供、鉄分不足が気になる子供によいでしょう。

2枚標準14.2gあたり
カロリー 72kcal
タンパク質 1.0g
鉄分 5.0mg
カルシウム 300mg
その他 ビタミンD
食物繊維

日清食品グループ ココナッツサブレミニ

幼児向け市販おやつココナッツサブレ

画像出典:日清食品グループ

定番おやつのひとつである日清食品グループ ココナッツサブレ。

miniタイプはカルシウム、鉄分、乳酸菌が強化されています。

個包装であるため、おやつの量を調整しやすいところもうれしいポイントです。

飲み物を牛乳にすると、よりカルシウムやタンパク質をプラスできますよ。

1袋15gあたり
カロリー 73kcal
タンパク質 1.1g
鉄分 0.42mg
カルシウム 17mg

ローソン ベジップス

幼児向け市販おやつベジップス

画像出典:LAWSON

ローソン ベジップスは、野菜の自然な味わいを楽しめるおやつです。

砂糖をとりすぎる心配がなく、食物繊維を手軽に補給できます。

またしっかり噛んでゆっくりと食べられるため、次の食事の時間が近いときなど、おやつを食べすぎたくないときにもおすすめです。

1袋37gあたり
カロリー 211kcal

幼児のおやつの適量は?

子供におやつをどのくらいあげたらよいか、お困りの方もいるのではないでしょうか。

ついたくさん食べてさせてしまい、次の食事に影響してしまった経験のある方も多いはずです。

1日あたりのおやつの量は、以下が目安です。

  • 1~2歳児:150kcal
  • 3~5歳児:200kcal

これは、保育所給食でのおやつ量の目安(1日の必要カロリーの10~20%)を参考にした数字です。

1~2歳児であれば、牛乳100ml(約60kcal)とクッキー2枚(約100kcal)、3~5歳児であれば、牛乳200ml(約120kcal)とクッキー2枚、またはウエハース2枚が目安となります。

ただし、必要な量は個人差があり、スポーツをしている子供はもう少しとったほうがよい場合もあります。

子供の状況に合わせて、おやつの適量を決めていきましょう。

幼児向け市販のおやつを上手に取り入れよう!

栄養補給になり、おいしく楽しみながら食べられる幼児向けの市販おやつをご紹介しました。

いずれもスーパーやコンビニで手軽に手に入るものばかりです。

ぜひ毎日のおやつ選びの参考にしてみてくださいね。

参考文献

文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)

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