ジュニアプロテイン

アーモンドミルクでプロテインを作るメリット【アレンジレシピ】

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プロテインとアーモンドミルク

こんにちは。管理栄養士の盛岡(@athtrition_jp)です。

このブログを読んでいる方は、プロテインを飲んでいる(あるいは子供に飲ませている)方も多いと思いますが、水や牛乳に溶かしていることがほとんどではないでしょうか。

「今日はちょっと味を変えてみたいな」、というときにおすすめなのがアーモンドミルク。今回はアーモンドミルクの栄養価と、プロテインを混ぜた際のメリットなどについてご説明いたします。

アーモンドミルクとは?

アーモンドミルク

そもそもアーモンドミルクとはどのようなものなのでしょうか。アーモンドミルク研究会では以下のように説明されています。

アーモンドミルクは、家庭で作る場合は水に浸したアーモンドをミキサーなどで細かく砕いた細片を漉(こ)した飲料です。乳白色をしていて「アーモンドの入った牛乳?」と思う人もいるかもしれませんが、原料はアーモンドと水からなる植物性飲料。美容と健康に良いといわれるアーモンドの栄養素をまるごと摂れるヘルシーな飲料なのです。

牛乳が材料になっているわけではなく、アーモンドと水だけで作られているんですね!ただ自分で1つ1つ皮をむいて作るのは結構大変そうです。

牛乳や豆乳との比較

栄養価の違いを牛乳や豆乳と比較してみました。

200mL中 アーモンド
ミルク
牛乳 豆乳
カロリー 30kcal 134kcal 92kcal
タンパク質 1.2g 6.6g 7.2g
脂質 2.2g 7.6g 4.0g
糖質 1.0g 9.6g 5.8g
食物繊維 0.6g 0.0g 0.4g
ビタミンB6 0.01mg 0.06mg 0.12mg
ビタミンD 0.0μg 0.6μg 0.0μg
ビタミンE 10mg 0.2mg 0.2mg
カルシウム 140mg 220mg 30mg
マグネシウム 11mg 20mg 50mg

※アーモンドミルクは砂糖なし
※豆乳は無調整豆乳
※参考(「日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年」)

比べてみるとアーモンドミルクはカロリーが圧倒的に低く、カルシウムやビタミンEも豊富です。ただ含有量はメーカーによって差があるようで、製品によってはカルシウムが60mgしか含まれていないものもありました。

原材料に添加物としてのカルシウムやビタミンEが記載されているため、おそらく純粋にアーモンドと水だけで作るとそれほど含有量が多くならないのだと思います(アーモンドなのにカロリーが低いのはそのためかと)。

またタンパク質に関しては牛乳や豆乳よりも少ないですが、逆にいえばプロテインと合わせることによって、その分を補うことができますね!

プロテインに溶かしてみると・・・

アーモンドミルク(オリジナルと砂糖不使用)

前置きはこのくらいにして、当社の大豆プロテインとアーモンドミルクで作ってみました。オリジナル(砂糖入り)と砂糖不使用のアーモンドミルク200mLに対し、1食分のプロテインを混ぜます。

アーモンドミルクプロテインの出来上がり

大豆プロテインの味と相性がよく、アーモンドミルクによって牛乳に溶かしたようなまろやかな風味になりました。牛乳と比べればカロリーは断然低いので、「水で溶かしたものは苦手だけどカロリーも低く抑えたい」という方におすすめです。

甘味料の入っているプロテインであれば、砂糖不使用のアーモンドミルクに混ぜるのがちょうどいいと思います。試したことのない方はぜひ一度作ってみましょう!

まとめ

<アーモンドミルクでつくるメリット>
・低カロリー(糖質や脂質の摂取を抑えられる)
・ビタミンEが豊富
・食物繊維も少しとれる
・まろやかな風味になる
・牛乳だとお腹がゴロゴロする人も飲める

<アーモンドミルクでつくるデメリット>
・タンパク質が少ない
・カルシウムが(牛乳と比べると)少なめ

 

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