試合前には万全のコンディションで試合に臨むために、エネルギー源となる糖質をしっかりとることが大切です。
糖質のとれる食べ物というとパンやおにぎりがありますが、カステラもまた糖質を多く含んでいる食べ物ですので、試合前の補食におすすめです。
さらにカステラは糖質が豊富なこと以外にも、試合前に食べる物として様々な利点があります。
今回はカステラの原材料や栄養価から、試合前になぜカステラが適しているかを分かりやすく解説いたします。
試合前に必要な栄養素
試合前はエネルギーを十分補給する必要がありますが、消化に時間のかかる脂質は控えめにするのがポイント。
揚げ物や脂っこい肉のおかずなどをとると、試合までに消化が間に合わずパフォーマンスの低下や腹痛につながるおそれがあります。
代わりに糖質中心のメニューでしっかりエネルギーを補給するとよく、この糖質には種類によって吸収の速さが異なります。
おにぎりやパンなどに含まれる糖質源は主に「でんぷん」で、消化吸収が比較的ゆるやかです。そのため、試合の始まるの2時間前までには食べるとよいです。
一方、バナナに含まれている果糖や、エネルギーゼリーに多い砂糖・ブドウ糖は、体に素早く吸収されるため、試合直前のエネルギー補給にも適しています。
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カステラが試合前・運動前によい理由
それではカステラの栄養はどうなっているのでしょうか。市販品のカステラの原材料や栄養価を詳しくみていきましょう。
カステラの原材料は主に卵、砂糖、小麦粉となっています。使用量の多い順に原材料は記載されるので、糖質源としては砂糖が多いことになります。
水飴やザラメ糖、蜂蜜も含め、吸収の速い糖質が多く含まれていることがわかります。
栄養成分 | 1袋あたり |
エネルギー | 109kcal |
たんぱく質 | 2.3g |
脂質 | 1.0g |
炭水化物 | 22.5g |
食塩相当量 | 0.05g |
カステラ1個で約100kcalのエネルギーが補給でき、基本的に油を使わないで作られる食品のため、脂質は低いです。
脂質を抑えながら消化の速い糖質がとれるカステラは、まさに試合前にぴったりの食べ物といえます。
試合前は緊張して食事がとれない選手も多いですが、甘くて美味しいカステラなら食欲がわくのではないでしょうか。
添加物が入っていない点も体にやさしく、嬉しいポイントですね。
こんなカステラがおすすめ
試合前の補食としてカステラを購入する際は、原材料表示をチェックして油脂の少ないものを選びましょう。
コンビニやスーパーなどで多種多様なカステラが販売されていますが、生クリームやバターなどの油脂が入っているものもあります。
個包装のものを選べば、好きなときに好きな分だけ食べる事ができますのでとても便利ですよ。
また、賞味期限も比較的長く、これからの暑い季節に持ち歩いてもあまり傷む心配がないのも、カステラの利点です。
カステラは親も準備しやすく、また、子供も持ち運びしやすいので、試合前の補食のレパートリーにいれてみてはいかがでしょうか(^^)
最後までお読み頂きありがとうございました!