スポ少や部活をしている子は、お弁当や捕食に都合のよい、おにぎりを食べる機会がよくあるかと思います。
特に運動直後のおにぎりは疲労回復効果が期待され、捕食のタイミングとしてベストですが、おにぎりの具の栄養価も少し意識すると、効率的なリカバリーにつながりますよ。
疲労回復のためには筋肉の材料になるタンパク質や、減少したエネルギー源の回復に必要な糖質と一緒に、これらの栄養素の代謝を助けるビタミンB1を併せて摂るのがポイントです。
また、精白米を使用するよりも、ビタミンやミネラルが精製されすぎずに残っている、七分づき米などのお米をおにぎりにするのも、自然と栄養価が上がりいいですね。
ここでは疲労回復に役立つ、おすすめのおにぎりをご紹介していきたいと思います!
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目次
疲労回復におすすめのおにぎり
枝豆+たくあん+チーズのおにぎり
材料(1個分) | |
ご飯 | 100g |
枝豆 | 5~10粒 |
たくあん | 10g |
チーズ | 1個(15g) |
塩 | 少々 |
枝豆はタンパク質やビタミンB1などを含み、おにぎりの具材にも使いやすい食材です。乳製品のチーズを加えて良質なタンパク質をプラス!たくあんがいいアクセントになり、おいしさを引き立てます。
ちりめんくるみのおにぎり
具材(作りやすい分量) | |
ちりめんじゃこ | 50g |
くるみ | 70g |
白ごま | 大さじ1 |
砂糖、酒、醤油、みりん | 各大さじ2 |
酢 | 小さじ1 |
ちりめんじゃこのタンパク質、くるみのビタミンB1に加え、カルシウムまでしっかりとれちゃう優秀おにぎり。甘辛い味付けがおにぎりによく合います。
<具材の作り方>
1)ちりめんじゃこは、熱湯をかけて水気をきり、フライパンでさっとから炒りしておきます。くるみは粗く刻んでおきます。
2)フライパンに調味料を全て加え、中火でとろみがつくまで煮詰めます。
3)(2)に(1)を加えて汁気がなくなるまで煮詰めます。最後に白ごまを加え混ぜ合わせます。
炒り卵と焼鮭のおにぎり
材料(1個分) | |
ご飯 | 100g |
炒り卵 | 卵1/2個分 |
焼鮭 | 20g |
塩 | 少々 |
卵や鮭はタンパク質に加えビタミンB1も摂取でき、おにぎりの具材にもぴったりの食材です。運動直後で食欲がわかない時などは塩をお酢に変えると、お酢の酸味で食が進み、おすすめですよ。
豚みそおにぎり
材料(作りやすい量) | |
豚ひき肉 | 100g |
長ねぎ | 1本 |
味噌、酒 | 各大さじ1 |
みりん、醤油 | 各小さじ1 |
砂糖 | 小さじ2 |
タンパク質豊富な事に加え、お肉の中でもビタミンB1がダントツで多く含まれている豚肉は、疲労回復に適した食材です。
豚肉のビタミンB1はネギに含まれているアリシンと結合してアリチアミンになると、吸収率がアップします。
豚肉+味噌+ネギの組み合わせはおにぎりにしても間違いないおいしさです。
<具材の作り方>
1)フライパンで豚ひき肉を色が変わるまで炒めます。色が変わったらみじん切りにしたネギをいれてしんなりするまで炒めます。
2)味噌、酒、みりん、醤油、砂糖を入れ、水分がある程度飛ぶまで炒めます。
ベーコン+梅干し+白ごまのおにぎり
材料(1個分) | |
ご飯 | 100g |
ハーフベーコン | 2枚 |
梅干し | 1~2個 |
白ごま | 適量 |
豚肉を原料とするベーコンは、加工されてもビタミンB1が豊富です。ベーコンは保存が利くので買い置きしておくと、いざという時に便利なお助け食材。調理に手間もかかりません。
ベーコンの旨味と梅干しのさっぱり感が意外にも合う、一度は試してもらいたい組み合わせです。
<作り方>
1)ハーフベーコンは1cm幅に切り、焼き色がつく程度に炒めます。梅干しは種を取って包丁でたたきます。
2)ご飯に(1)と白ごまを混ぜ合わせ、おにぎりにします。
いかがでしたでしょうか。
おにぎりの具のマンネリ化や毎日悩んでいる親御さんの、おにぎりレパートリーの参考になりましたら幸いです。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!