こんにちは。みなさんは「オーツミルク」飲んだことありますか?最近はスーパーでもよく売られているので、飲んだことはなくても見かけたことある方も多いと思います。
オーツミルクはオーツ麦から作られた植物性のミルクで、自然な甘みとクリーミーなコクがあるのが特徴的です。
オーツミルクの原料であるオーツ麦は、「オート麦」や「燕麦(えんばく)」とも呼ばれ、グラノーラやオートミールなどの材料にもなっている穀物です。
オーツミルクはドリンクとして飲むのはもちろん、スープなどの料理にも使え、幅広く活用できますよ。
今回はオーツミルクの栄養や効果について解説いたします。
目次
オーツミルクは低脂肪・低カロリー
牛乳に比べオーツミルクは低脂肪・低カロリー。脂質にいたっては牛乳の半分以下と、摂取カロリーを抑えたい方におすすめです。
牛脂などに多く含まれ、とりすぎると心臓や血管の病気の原因にもなる「飽和脂肪酸」の量も少なく、その点でも健康的な飲み物です。
食物繊維「βグルカン」が豊富
オーツミルクには、豆乳の約6倍の量の食物繊維が含まれていて、特に「βグルカン」という水溶性の食物繊維が豊富です。
食物繊維はどの年代でも不足しやすいため、積極的にとりたい栄養のひとつ。
βグルカンには以下の効果があります。
腸内環境の改善
βグルカンは善玉菌の働きを活性化させておなかの調子を整え、便秘や下痢などの便通異常の改善に役立ちます。
水溶性の食物繊維は有害菌を抑制して大腸がんの予防にもなります。
血糖値の改善
水溶性食物繊維のβグルカンはゆっくりと消化されるため、血糖値の急激な上昇を抑え、動脈硬化や糖尿病予防に役立ちます。
また、βグルカンは胃の中をゆっくりと移動していくため、満腹感が維持でき、肥満の予防にもつながります。
悪玉コレステロール値の改善
βグルカンは血液中の悪玉コレステロールを下げる働きがあり、内臓脂肪の減少につながったり、高血圧、高血糖などを防ぎます。
結果、動脈硬化や心筋梗塞などの病気の予防に役立ちます。
牛乳が苦手な子供におすすめだが、栄養価はデメリットも
下痢の原因となる乳糖や、アレルゲンである乳成分が含まれていない植物性のミルクであるオーツミルクは、乳糖不耐症や乳アレルギーの子供も飲むことができます。
しかし子供の発育に不可欠なタンパク質やカルシウムが少ないので注意が必要です。
市販品のオーツミルクにはカルシウムが添加されているものもあるので、購入の際は栄養成分表示をチェックしてみましょう。
ジュニアプロテインで栄養価アップ
オーツミルクにジュニアプロテインを加えると、タンパク質やカルシウムのよい栄養強化になります。
おすすめはココア味のジュニアプロテインです。オーツミルクのクリーミーな味わいがよく合います。
飲むだけで不足しがちな食物繊維がしっかりとれるオーツミルク、活用の参考にしていただけたら幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!