試合で子供が充分に力を発揮できるよう、保護者としては食事の面からもサポートしてあげたいですよね。特に試合前日は気を遣う保護者も多いかと思います。
そこで今回は、必要な栄養素を踏まえた試合前日の食事のポイントや、おすすめのメニューとして「親子丼献立」をご紹介します。
試合前に親子丼がよい理由
試合前のコンディショニングでは、エネルギーを充分に補給する事が大切になります。
そのため夕食にはごはんやパン・うどん・果物などで炭水化物をしっかりとりましょう。炭水化物をたっぷり含むじゃがいもやかぼちゃ等をプラスで取り入れたメニューもよいです。
一方で脂っこいおかず、生ものなど消化の悪い物は避けた食事を心がけてください。
この低脂肪で炭水化物をしっかりとれるメニューという点で、親子丼が適しています。親子丼は炒めないので余計な油を使わず脂質を抑えつつ、ごはんをたくさん食べやすいので試合前のエネルギー補給に役立ちます。
試合前日の親子丼 献立
<献立>
・親子丼(ごはん230g)
・ポテトサラダ
・ほうれん草のお味噌汁
・りんご 80g
<栄養価>
エネルギー : 793kcal
タンパク質 : 34.5g
炭水化物: 139.3g
<ポイント>
・親子丼は低脂肪で消化がよく試合前に適しています。鶏皮を除くとさらに低脂肪になり◎。卵と鶏肉でタンパク質もしっかりとれます。つゆだくにすれば、少食の子もごはんが食べやすくなります。
・副菜でじゃがいもを使い、炭水化物を強化。ポテトサラダはカロリーが高くなりがちですが、マヨネーズは控えめでお酢をメインに味付けすれば、さっぱりおいしく食べられます。
・消化のよいりんごは、デザートとしておすすめです。
親子丼は試合前に適した献立ということだけでなく、フライパン一つでサッと作れ、親が用意しやすいのもよい点ですね。
試合前の献立の参考になりましたら幸いです。
今回もご覧頂きありがとうございました!