こんにちは!2歳男の子ママの栄養士ひろたです。
前回の記事は私の自己紹介や息子の食事の状況についてお話しました。
今回のにこ食べ奮闘記は、息子の偏食(好き嫌い)がはじまったエピソードです。
私は保育園や保健センターで働いていたことがあったので、子供の偏食についていろいろな知識はあったものの、我が子のこととなると悩む悩む……。
子供の食について、本当にさまざまな悩みがあるかと思いますが、我が家の場合のエピソードをお伝えします。
離乳食はなんでも食べる「お利口さん」…!?
離乳食をはじめたのは、生後5ヶ月を過ぎた頃。
はじめは上手に食べられなかったので1週間ほどお休みしたこともありましたが、離乳食中期(7ヶ月)になる頃には、しっかり食べられるようになっていました。
写真映えするような凝った離乳食は作らなかった(作れなかった…)のですが、ベビーフードにもときどき頼りながら、基本は手作りの離乳食をあげていました。
はじめて食べるものは恐る恐るでしたが、好き嫌いもなく何でもパクパク食べてくれていた息子。
今思えば、哺乳瓶が苦手であまりミルクを飲まなかったから、お腹が空いていたのかも…?
母乳中心でしたが体重がなかなか増えず、離乳食を食べてくれー!と願っていたので、
離乳食をしっかり食べてくれることに安心していました。
「あれ、今日も食べないなぁ…」から気付いた偏食
好き嫌いがはじまったのは、はっきりと覚えていませんが、おそらく1歳半ぐらい。
今までパクパク食べていた豆腐を残すようになり「あれ、飽きちゃったかな…」と思っていたのですが、
調理法を変えても食べず、とてつもなく嫌な顔で豆腐を吐き出したのを見たとき「これは好き嫌いだ…!」と確信したのを覚えています。
ちょうどイヤイヤ期がはじまった頃です。
どんどん食べないものが増えていき、困ることが増えていました。
あまりにも食べないことが続いたので保育園に相談してみたところ「保育園では毎食しっかり食べていますよ」と…。
まわりの子が食べている様子を見ると、やる気が出るということなのでしょう。
家でも、やる気を出しておくれ…。
わかっていても、食べ物を捨てるのはしんどい
偏食、好き嫌いがはじまるのは、成長の証といいます。
味覚が成長して食べ物の味がわかるようになってきたことや、自我が芽生えてくることが、好き嫌いの原因のひとつになります。
成長は喜ばしいですし「偏食はある程度仕方ないよね、大人にもあるし」と思う派なのですが、
あまりにも食べずに「アナタ、どうやって成長するん」という感じでしたので、やっぱり悩んでしまっていました。
食べ物を捨てるのもしんどいですよね。
2歳になった頃は特に食べないことが多く、食べていたのはトマトときゅうり、果物、肉、魚。
ほかの野菜はもちろん、ご飯もパンも麺もほとんど食べず、用意しても捨ててしまうことが多かったです。
しかし。
悩みつつも「無理強いするのもよくないよね」「元気いっぱいだし」と思い、特に工夫をすることもなかった私…
そんな風に過ごしているうちに「体重が全然増えない!」という悩みに直面してしまいます。
次回は、我が家で試してみた作戦をお伝えします!