こんにちは!2歳男の子ママの栄養士ひろたです。
前回の記事では、食べない息子に試してみたさまざまな作戦を紹介しました。
2歳になる頃から食べないことが増えてきた息子でしたが、2歳10ヶ月の今では少しずつ食べられるものが増えてきました。
イヤイヤ期が落ち着いてきたのもあるかと思いますが、いろいろと工夫している中で、こうしたら「食べた」というものがいくつか見つかりましたので、お伝えしたいと思います。
あくまで息子の場合として、そしてまだまだ食べムラに悩むこともある状況なので、参考程度に読んでいただけるとうれしいです。
今の食事の様子
![ある日の夕食](https://athtrition.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/IMG_0067_1.jpg)
ある日の夕食
2歳10ヶ月になる今は、苦手な食べ物はほぼ食べないのですが、苦手なもの以外は気分次第で食べる、といった状況です。
ただ、眠かったり、風邪気味だったり、イヤイヤな気分だったり、お腹があまり空いてなかったりすると、数口食べて終わることもまだまだあります。
最近では私の考え方も変わってきて
「食べないのが基本。昨日は食べたけど今日は食べないかもしれない。食べたらラッキー」
と思うようになったので、少し気持ちも楽になった気がしています。
現在行っている工夫
2歳頃にもいろいろと工夫をしていましたが、最近ではまた別の工夫をするようになり「食べた」がちょっとずつ増えてきています。
「お供えもの」→食べられるものを見つけた!
![スナップえんどうに挑戦](https://athtrition.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/IMG_0064_1.jpg)
スナップえんどうに挑戦
食べない時期は定番のメニューを出すことが多かったのですが、食べないだろうなと思うメニューも、少しだけ出してみるようにしていました。
特別に用意するというよりは、大人用に作ったおかずをちょっと出す、といった具合です。
案の定、9割は食べないので「お供えもの」状態なのですが、
一口だけ食べられたり、意外とパクパク食べたりしてくれるものもあり、食べるきっかけになったかな、と思っています。
食べないだろうと思っていたスナップえんどうやアスパラガスを、味付けなしでパクパク食べたときは驚きました。
食べなくても無理強いせず、食べられなかったときは私の口に「あーん」と入れてもらっています!
食べないメニューはしっかり味にしてみた
![ガーリックフランスを食べる](https://athtrition.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/IMG_0065_1.jpg)
ガーリックフランスを食べる
なるべく薄味のものを食べてほしいという思いから、2歳ごろまでは自宅での味付けは極力控えめにしていました。
でもそれだとなかなか食べてくれず、外食や大人用の味の濃いものは進んで食べる…といった具合だったので、
食べないメニューは思い切って、味付けをしっかりするようにしてみました。
そうすると、割と食べられることが増えてきたように感じています。
保育園では1歳過ぎから幼児食になったので、早いうちからしっかりとした味付けに慣れてしまっていたのかなぁと考えています。
ただ、子供の塩分の摂りすぎは、管理栄養士としてやはり気になる部分です。
なので塩分を抑える工夫として、
・肉や魚はこんがりと焼くだけ(または下味の塩のみ)で味付けはしない
・トマトやブロッコリーなど、味付けなしで食べられるものを出す
・汁物は具だくさんにする(汁は少なめ)
といった風に、味付けにメリハリをつけて、塩分量を調整するようにしています。
食べない時期は体重がまったく増えずに悩んでいましたが、現在では体重が増えてきたこともあり(=成長に必要な栄養素は摂れている◎)、食べなくても以前ほど悩むことはなくなりました。
最近では「楽しく食べる」を目指して、休日の余裕のあるときはお家で食育にチャレンジしているので、次回の記事で詳しくお伝えしますね!