こんにちは。みなさんは桜えび、よく食べますか?
食べ方もお好み焼きに入れたりする位で、あまり日常的にメニューに取り入れている方は少ないのではないでしょうか。
桜えびは思っている以上に、健康に必要な栄養素がたっぷりと含まれています(^^)
そこで今回は桜えびの栄養価と明日から使える簡単レシピをご紹介いたします!
目次
桜えびのカルシウム含有量
干した桜えびにはカルシウムがとても豊富。100gあたりで2,000mg(100g当たり)と非常に多く含まれています。
他の食品とも比べてみると、牛乳の18倍、骨ごと食べられるサバ缶の7倍、野菜の中でもカルシウム含有量トップクラスの小松菜の11倍にもなります。
桜えびは乾燥しているため100gあたりの数値が大きくなっているというのもありますが、大さじ1杯(約5g)あたりでも100mgをとることができます。
ふりかけにしたり、おかずにちょい足ししたりすることで、手軽にカルシウムを補える点がとても便利です。
桜えびのその他の栄養素
カルシウム以外にも、干し桜えびには健康な体を保つのによい栄養素があり、その中のひとつに抗酸化作用のあるアスタキサンチンがあります。
アスタキサンチンはえびの殻や尾に多く含まれるため、丸ごと食べられる干し桜えびは、アスタキサンチンを効率的にとることができます。
他にも、お腹の調子を整えるはたらきのあるキチン・キトサン、 コレステロールの吸収を抑えるタウリンなどの栄養素も含まれています。
カルシウム補給レシピ
ここからは桜えびを使ったおすすめのメニューをご紹介します!
桜えびとしらすのふりかけ
しらすはビタミンDが豊富で、桜えびに豊富に含まれるカルシウムの吸収を助けてくれます。青のりが良いアクセントになり、磯の香りたっぷり!ごはんが進むおいしさです。
<材料(2人分)>
・干し桜えび 大さじ1強
・しらす干し 大さじ1強
・いりごま 小さじ1
・青のり 小さじ1
・糸かつお節 2.5g
<作り方>
1)桜えびとしらすをフライパンで軽く炒ります。
2)火からおろし、いりごま、青のり、糸かつお節を混ぜて出来上がり。
桜エビとピーマンの炒め物
味付けはめんつゆのみでとってもカンタン!お弁当のおかずにもぴったり。ピーマンが桜えびの旨みを吸って、簡単なのに奥深い味わいのある一品です。
<材料(1人分)>
・ピーマン 2個
・干し桜えび 5g
・2倍濃縮めんつゆ 小さじ2
・ごま油 小さじ1
<作り方>
1)フライパンにごま油をしき、桜えびをカリカリになるまで炒めて取り出しておきます。
2)同じフライパンにピーマン(種を取り除き5mm幅に切ったもの)を入れて中火で炒め、全体に油が回ったらめんつゆをいれて炒めます。
3)汁気がなくなり、(1)を入れて更に炒め合わせたら出来上がり。
桜えびと枝豆のチーズ焼き
チーズと桜えびの香ばしさと枝豆の甘さがベストマッチ。お子様のおやつや大人のおつまみににぴったりのおいしさです。
<材料(2人分)>
・干し桜えび 10g
・茹で枝豆 50g
・ピザ用チーズ 50g~
<作り方>
1)桜えび、枝豆を混ぜて、フライパンに8等分に分けて広げます。
2)チーズをのせて、時々押さえつけながら両面焼き色がつくまで加熱します。
3)冷ましてお皿に盛り付けたら出来上がり。
桜えびピラフ
子ども達の大好きなピラフが混ぜるだけでカンタンに作れます。おにぎりにして試合弁当にも!
<材料(2人分)>
・ごはん 370g
・顆粒コンソメ 小さじ2
・干し桜えび お好みの量
・コーン お好みの量
・塩コショウ 適量
・バター 小さじ1強
・パセリ 適量
<作り方>
1)温かいごはんをボウルに入れ、パセリ以外の材料をすべて混ぜ合わせ、コンソメを溶かします。
2)器に盛り、仕上げにパセリをふりかけます。
干し桜えびは栄養価が高いうえ日持ちもし、保存場所もとらない、非常に使い勝手の良い食材です。
キッチンの食材ストックに、一袋常備しておくと便利ですよ。
最後までお読み頂きありがとうございました!
参考文献
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」