アスリートの献立

ジュニアアスリートのための免疫力アップ献立|小学生の夕食編

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ごはん、鮭のホイル蒸し、味噌汁、ブロッコリーとえのきの和え物、りんご、ジュニアプロテイン牛乳割り

こんにちは!

今回はジュニアアスリートの食事量の目安が分かる、小学生の夕食のメニュー例をご紹介したいと思います(^^)

スポーツをする小学生の場合、必要な栄養素は以下のようになります。

※対象年齢:10~11歳

男子 女子
エネルギー 2,500kcal 2,250kcal
タンパク質 80~123g 76~118g

今年の冬はコロナウイルスと同時に胃腸風邪やインフルエンザも流行していますね。これらの病気にかかると、数日は自宅で安静にしていなければならないので、スポ少などもしばらくお休みしなければならなくなります。

病気にかからないためにも、日々の食事で免疫力を高めて、ウイルスを寄せ付けない体づくりをしましょう!

免疫力を高める栄養素

免疫力を高めるためには、まず、主食・主菜・副菜・汁物の揃ったバランスのよい食事をとるのが大切です。

特に下の3つの栄養素をとることを意識しましょう。

ビタミンA
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。粘膜が強くなると、喉や鼻が潤ってバリア機能をはたし、体内にウイルスが侵入しづらくなります。

ビタミンD
ビタミンDには免疫機能を調節する働きがあります。ビタミンDは紫外線を浴びることにより、体内でも合成することができますが、冬場は日光を浴びる時間が短く、ビタミンD不足になりやすいので注意が必要です。

乳酸菌(発酵食品)
免疫機能は腸内環境と深く関係していて、免疫機能を高めるには腸内環境をよくすることも大切です。

小学生アスリートの夕食例

ごはん、鮭のホイル蒸し、味噌汁、ブロッコリーとえのきの和え物、りんご、ジュニアプロテイン牛乳割り

<献立>
・ごはん 200g
・鮭ときのこのホイル焼き 魚80g
・ブロッコリーとえのきの黒ごま和え
・冬野菜の味噌汁
・りんご 3切
・ジュニアプロテイン(牛乳割り)

<栄養価>
エネルギー : 843kcal
タンパク質 : 43.4g
ビタミンA: 314μg
ビタミンD: 14.9μg

<ポイント>
・鮭のホイル焼きに使われる鮭はビタミンDを豊富に含み、免疫力アップにおすすめの食材です。魚の中でもトップクラスの含有量です。

・鮭のホイル焼きやお味噌汁に使われているにんじんはビタミンAが豊富で、少量足すだけでもビタミンAの充足につながります。

・お味噌汁に入っている冬野菜(大根・にんじん・白菜)は体を温める効果があり、免疫力を高めてくれます。発酵食品である味噌は腸内環境を整えてくれます。

・ごま和えに使われているブロッコリーにはビタミンCが豊富で、免疫力の低下を防いでくれます。

・りんごに含まれている食物繊維の一種であるペクチンは、乳酸菌を増やし、腸の調子を整えてくれます。

 

ジュニアプロテインをプラスすれば、冬場に不足しがちなタンパク質やビタミンを手軽に補うことができますよ。

今回もご覧頂きありがとうございました!

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