身長を伸ばす料理

ブロッコリーで身長は伸びる?成長に良い栄養とおすすめレシピ3選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
身長を伸ばしたい方におすすめのブロッコリーレシピ3選

背を伸ばすといえば特にカルシウムやタンパク質をとるのが大切ですが、このカルシウムやタンパク質を最大限に働かせるための補助的な栄養素をとることも、また大切です。

そこでおすすめなのが、料理のレパートリーも幅広く、日常でよく食べられているブロッコリー。

ブロッコリーは骨の軟骨(コラーゲン)を作るのに必要なビタミンCや、カルシウムの吸収を促すビタミンKをたっぷりと含んでおり、身長を伸ばしたい方にはぜひ食べてほしい野菜です。

今回はブロッコリーに含まれている身長の伸びに役立つ栄養素の働きや、ブロッコリーレシピをご紹介します!

関連記事:【医師監修】子供の身長を伸ばす食事に必要な7つの栄養素

ブロッコリーの身長によい栄養素

ビタミンC

ブロッコリー

ビタミンCといえば果物にたっぷり含まれていますが、ブロッコリーはそれ以上に多く含まれています。

ビタミンC含有量が多い果物として、100g中いちごが62mg、キウイ71mgなどがありますが、ブロッコリーには100g中140mgも含まれています。

この野菜や果物に豊富なビタミンCは、骨が伸びる際に大事な軟骨(コラーゲン)の生成に必用な栄養素。

骨の両端にある、「骨端線」の軟骨が伸びることで、骨が伸び、身長が伸びるのですが、この軟骨にはコラーゲンが含まれており、コラーゲンの合成に関わっているのがビタミンCです。

ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠な栄養素のため、不足すると間接的に身長の伸びに悪影響を与えることになります。

ビタミンK

ビタミンKを多く含む食品として納豆(100g中600µg)などがありますが、ブロッコリーは野菜の中ではビタミンK含有量がトップクラス。100g中210µg含まれています。

ビタミンKはあまり聞き慣れない栄養素かもしれませんが、ビタミンKはカルシウムが骨に沈着するのを助けたり、骨からカルシウムが流れ出るのを防いだりと、骨の形成に必要な栄養素です。

また、ビタミンKは体内の腸内細菌によって作られたりもします。

あまり不足することはない栄養素ですが、炎症や発熱を起こし、抗生物質などを長く服用すると不足しがちになるので、注意が必要です。

この他、ブロッコリーの身長によい栄養素としては、カルシウムも少し含まれています。

ブロッコリーだけでは身長は伸びない

ブロッコリーの栄養価が高いとはいえ、ブロッコリーだけを食べていても身長は伸びません。

ブロッコリーはあくまで、身長を伸ばす材料である、タンパク質の働きを最大限に働かせるための補助的な栄養素を含む食材です。

身長を伸ばすために重要な栄養素である、タンパク質がとれる食品と一緒にブロッコリーを食べましょう。

タンパク質は肉や魚、卵、乳製品や大豆製品などに豊富に含まれています。

身長が伸びるブロッコリーレシピ

ここからはブロッコリーを使ったおすすめのメニューをご紹介します!

ブロッコリーのクリームスープ

ブロッコリーのクリームスープ

骨を強くするカルシウムと骨を伸ばすタンパク質がしっかりとれる牛乳をブロッコリーと併せて使い、身長が伸びるのを助ける栄養満点スープに!

ベーコンと玉ねぎの旨味、牛乳のコクでブロッコリーが更においしく食べられます。

<材料(2人分)>
・ブロッコリー 1/3房
・玉ねぎ 1/4個
・ハーフベーコン 4枚
・牛乳 150ml
・水 150ml
・コンソメ 1個
・バター 5g
・塩こしょう 適量

<作り方>
1)ブロッコリーは小房に分け、さっと茹でておきます。

2)鍋にバターを熱し、薄切りにした玉ねぎと1cm幅に切ったベーコンを炒めます。玉ねぎがしんなりとしたら、牛乳、水、コンソメ、ブロッコリーを入れてひと煮立ちさせます。

3)塩こしょうで味を調えたら出来上がり。

ブロッコリーの卵ソースがけ

ブロッコリーの卵ソースがけ

手軽なタンパク源である卵を、存在感たっぷりのソースにしてみました。

カルシウム豊富なチーズも加わった濃厚ソースは、ブロッコリーがモリモリ食べられ、おかずサラダとしてごはんやパンも進みます。

<材料(1人分)>
・ブロッコリー 小房5個ほど
・卵 2個
・生クリーム 50ml
・ピザ用チーズ 30g

<作り方>
1)ブロッコリーは茹でておきます。

2)ボウルに卵を割りほぐし、生クリーム、ピザ用チーズを加えて更に混ぜます。

3)2)をフライパンに移し弱火にかけ、鍋底にヘラをあてながら混ぜ、数分煮ます。
とろとろになったら火を止め、茹でたブロッコリーにかけたら出来上がり。

ブロッコリーと豆腐の中華スープ煮

ブロッコリーと豆腐の中華スープ煮

豆腐はタンパク質だけでなく、成長ホルモンの分泌に関わる亜鉛も豊富に含みます。

中華スープのしみた豆腐とブロッコリーは絶品!しょうがが程よくきいてさっぱり食べられ、ごはんによく合う一品です。

<材料(2人分)>
・ブロッコリー 1/2房
・豆腐 200g
・しょうが 1/2片
・サラダ油 小さじ1
・水溶き片栗粉 適量

【A】
・水 100ml
・鶏がらスープの素 小さじ1/2
・砂糖 小さじ1/2
・醤油 小さじ1/2
・ごま油 小さじ1
・塩 少々

<作り方>
1)ブロッコリーは小房に分け、さっと茹でておきます。

2)フライパンにサラダ油を熱し、みじん切りにしたしょうがと、食べやすい大きさに切った豆腐を入れ、豆腐の両面を焼き固めます。

3)ブロッコリーと材料Aを混ぜたものを2)のフライパンに加え、数分煮ます。

4)水溶き片栗粉でとろみをつけ、煮立てたら出来上がり。

 

ブロッコリーは冷凍保存もできるので、冷凍庫にストックしておけば必要な時に必要な分だけ使えるので、とても便利ですよ。

最後までお読み頂きありがとうございました!

参考文献

文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加