身長を伸ばすにはタンパク質やカルシウムなどの栄養が必要ですが、エネルギー(カロリー)が不足しないことも重要です。
エネルギーが不足している状態では、体のタンパク質も活動分のエネルギーをまかなうために消費されてしまい、身長を伸ばすために使われなくなってしまいます。
エネルギー補給にはご飯をしっかり食べることが第一。
成長期の子供は、朝ごはん、お弁当、スポ少や部活をやっている子なら運動の前後など、おにぎりを食べる機会も多いですが、具材を少し工夫することで成長をグングンサポートできます。
おにぎりの具材としては、骨を伸ばすために必要なタンパク質や亜鉛、伸びた骨を強くするために必要なカルシウム・ビタミンDなどを積極的にとれるものがおすすめです。
今回は、子供の身長を伸ばすのに役立つ、おすすめのおにぎりレシピをご紹介します。
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目次
背が伸びるおにぎりレシピ
卵とさくらえびのコンソメおにぎり
材料(1個分) | |
ご飯 | 100g |
炒り卵 | 卵1/2個分 |
スライスチーズ | 1枚 |
さくらえび | 小さじ2 |
顆粒コンソメ | 少々 |
塩こしょう | 少々 |
パセリ | 適量 |
卵やチーズはタンパク質を手軽にとれて、おにぎりの具としても相性バッチリ。
さくらえびにはカルシウムがたっぷりと含まれており、サッと一振りするだけで、カルシウムを簡単にしっかりととることが出来ます。
カリカリお揚げとじゃこのおにぎり
材料(1個分) | |
ご飯 | 100g |
薄揚げ | 1/2枚 |
めんつゆ | 小さじ1 |
水 | 小さじ1/2 |
ちりめんじゃこ | 大さじ2 |
白ごま | 小さじ1 |
ねぎ | 適量 |
おにぎりの具としてもよく使われる、ちりめんじゃこやごま、油揚げにはカルシウムがたっぷり。
だしの染み込んだ香ばしい油揚げと、味のアクセントになるねぎが、おにぎりによく合います。
<作り方>
1)めんつゆと水を混ぜたものに、細かく切った薄揚げを入れて混ぜ合わせます。
2)フライパンで(1)を焼き、焼き目をつけます。ちりめんじゃこも入れて炒めます。
3)ご飯に(2)、ごま、細かく切ったねぎを入れて混ぜ、おにぎりにします。
イワシ缶のコーンバター焼きおにぎり
材料(1個分) | |
ご飯 | 100g |
イワシ缶 | 適量 |
コーン缶 | 適量 |
バター | 少々 |
イワシ缶はタンパク質・カルシウム・亜鉛・ビタミンDと4拍子揃った、身長の伸びに関わる特に重要な栄養素がたっぷり含まれているマルチプレイヤー。
バターでこんがりと焼いたおにぎりは、とうもろこしのプリプリ食感がいいアクセントになります。
<作り方>
1)バター以外の材料をすべて混ぜ合わせ、おにぎりにします。
2)バターを熱したフライパンで(1)を焼き、焼き目がつくまで焼いたら出来上がり。
牛肉の韓国風おにぎり
材料(作りやすい量) | |
牛こま切れ肉 | 100g |
キムチ | 30g |
小松菜 | 1株 |
焼き肉のたれ | 大さじ1 |
ごま油 | 少々 |
塩こしょう | 少々 |
白ごま | 大さじ1 |
良質なタンパク質に加え、このタンパク質の合成に関わる亜鉛もたっぷり含まれている牛肉。おにぎりの具としても使いやすい食材です。
また、炒め物にぴったりな小松菜は、野菜の中でもカルシウムや鉄分がたっぷり。
<具材の作り方>
1)牛肉、キムチ、小松菜は細かく切ります。牛肉は塩こしょうを揉み込んで下味をつけておきます。
2)フライパンにごま油を熱し、牛肉を炒めます。色が変わってきたら、キムチ、小松菜も入れて炒め合わせます。
3)焼き肉のたれとごまを入れ、汁気がなくなるまで炒めてできあがり。
高野豆腐入りちらしずし
材料(1合分) | |
高野豆腐 | 1枚 |
ひじき | 大さじ1 |
干ししいたけ | 3個 |
にんじん | 1/4本 |
米 | 1合 |
粉末すし酢 | 適量 |
砂糖 | 大さじ1/2 |
醤油 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1/2 |
顆粒和風だし | 少々 |
高野豆腐はタンパク質・カルシウム・亜鉛と、身長の伸びに関わる栄養素がたっぷりと含まれている優秀食材です。
ひじきはカルシウムなどのミネラルを、干ししいたけはビタミンDを多く含み、ちらしずしは成長を助けるのにぴったりなメニューとなります。
<作り方>
1)高野豆腐は水で戻して水気を絞り、4等分して5mm幅に切ります。
2)干ししいたけはぬるま湯で戻し、軸を切って薄切りにします。戻し汁はとっておきます。
3)ひじきは水で戻して、水気を切っておきます。
4)にんじんは皮をむき、2cm長さの細切りにします。
5)しいたけのもどし汁を鍋に入れ、(1)~(4)の材料、砂糖、醤油、みりん、顆粒和風だしを加えます。ひたひたになるまで水を足し、煮汁がなくなるまで具材を煮ます。
6)炊いたご飯に粉末すし酢を混ぜ、汁気を切った(5)も混ぜ合わせたら、おにぎりにします。
おにぎりにすることで食が細い子も量を食べられたり、苦手なものが食べられたりしますので、お子様の成長のサポートになりましたら幸いです。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!