こんにちは。管理栄養士の盛岡です。
牛肉は鉄分やビタミンB群が多くて栄養価が高いのですが、カロリーやコレステロールのとりすぎにもなりやすく要注意です。
そこで今回は牛肉の部位ごとのエネルギー(カロリー)、タンパク質、脂質について解説します。
タンパク質の多い部位はどこか、カロリーや脂質の少ない部位はどこかが分かります。
ダイエットや筋力アップなどにぜひお役立てください!
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牛肉の栄養価(部位別)
下記の画像の成分量はいずれも100gあたりの量で、(タンパク質量)/(脂質量)の順番で書いています。
部位 | カロリー | タンパク質 | 脂質 |
かたロース | 295kcal | 16.2g | 26.4g |
リブロース | 380kcal | 14.1g | 37.1g |
サーロイン | 313kcal | 16.5g | 27.9g |
ばら | 381kcal | 12.8g | 39.4g |
もも | 196kcal | 19.5g | 13.3g |
ランプ | 234kcal | 18.6g | 17.8g |
ヒレ | 177kcal | 20.8g | 11.2g |
ひき肉 | 251kcal | 17.1g | 21.1g |
ヒレ肉やもも肉は高タンパク質・低カロリーで減量時におすすめです。
ばら肉は非常に脂肪分が多く高カロリーなので、コマ切れ肉を買う際も注意しましょう。
加工食品の栄養価
部位 | カロリー | タンパク質 | 脂質 |
コンビーフ | 191kcal | 19.8g | 13.0g |
ローストビーフ | 190kcal | 21.7g | 11.7g |
コンビーフとローストビーフはどちらも低カロリーです。
ローストビーフはあまり頻繁には食べないと思いますが、コンビーフはサンドイッチやサラダの具材にできるので、食事にも取り入れやすくていいですね。
まとめ
- 牛肉はカロリーやコレステロールのとりすぎに注意
- ヒレ肉やもも肉は高タンパク質・低カロリーでおすすめ
- 加工品のコンビーフも低カロリーでよい
参考文献
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」※乳用肥育牛肉を参照